“先を読む力” が未来をつくる
掲載日:2025/11/17
11月17日は「将棋の日」。
日本将棋連盟が1975年に制定した記念日で、その由来は江戸時代に遡ります。徳川家康が囲碁とともに将棋を幕府公認とし、八代将軍徳川吉宗の時代には、江戸城で将軍の御前で指す「御城将棋」が年中行事となり、旧暦11月17日に定められました。将棋は、知恵と戦略を競う日本の伝統文化として、今も多くの人に親しまれています。
将棋の魅力は「一手先」だけでなく「数手先」を読み、戦略を立てていくことにあります。目の前の駒だけにとらわれると、全体の流れを見失い、勝機を逃してしまう。だからこそ、局面を俯瞰し、長期的な戦略を描くこと、状況に合わせて戦略を立て直すことが重要です。この考え方は、資産形成にも通ずるところがあります。
将棋では、駒を活かす配置が勝敗を分けます。資産形成も同じ。預貯金だけでなく、保障や積立、投資など、役割の異なる「駒」をどう組み合わせるかがポイントです。すべてを攻めに使うと守りが崩れ、逆に守りばかりでは前に進めません。攻守のバランスを取り、戦略の見直しを行う―分散投資を心がけることが、将来の安定につながります。
家計管理も同じで、目先の収支だけに追われると、将来の大きな出費に備えられません。教育、住宅、老後など、人生には大きな支出の局面があります。これらに備えるには、短期のやりくりだけでなく、長期の視点が欠かせません。将棋で「序盤・中盤・終盤」を意識するように、資産形成においても「今・近い未来・遠い未来」のバランスを考えることが大切です。
「将棋の日」をきっかけに、家族で未来の戦略を話し合ってみませんか?
盤面を見渡すように、家計の全体像を整理し、どの駒をどこに置くかを考える―。その一手が、10年後の安心を生みます。
将棋も資産形成も、勝負を決めるのは “先を読む力” です。
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