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【今日は何の日?】12月17日|飛行機の日

今日は何の日資産形成

はじめの一歩が、未来を動かす

 

掲載日:2025/12/17

 

1903年12月17日。

アメリカ・ノースカロライナ州のキティホークの浜辺で、

ライト兄弟が人類史上初めての動力飛行に成功しました。

飛行距離はわずか36メートル、飛行時間は12秒。

それでもその瞬間は、人が空を飛ぶという夢が “できないこと” から “できること” へと変わった日として、今も語り継がれています。

 

ライト兄弟は、特別な研究施設も資金も持っていませんでした。

日々、自転車修理の仕事をこなしながら、空気の流れを観察し、何百回も試作と実験を重ねました。

時には部品が壊れ、風に煽られて失敗することもありましたが、

彼らは記録を取り、原因を分析し、翌日にはまた挑戦を続けたといいます。

成功を導いたのは、ひらめきではなく、地道な積み重ねと冷静な工夫でした。

 

飛行機が空を飛ぶためには、翼を支える骨組みと、風を受ける角度が欠かせません。

それは、私たちが未来へ向かうための “備え” にも少し似ています。

急いで高く飛ぼうとするよりも、まずは安定して飛び続けるための仕組みを整える。

資産形成も同じです。

短期的な成果ではなく、長く続けられる計画を立てること。

そして環境の変化に合わせて見直し、少しずつ前へ進めていくこと。

それが、未来の安心を支える翼になります。

 

飛行機の日は、「挑戦と準備の大切さを思い出す日」。

はじめの一歩は、小さくてもかまいません。

失敗や向かい風があっても、試行錯誤を重ねることで、

やがて自分の力で空を進む日がやってくる。

その歩みを支える “備え” があることこそ、安心して前に進む力になるのです。

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