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【今日は何の日】12月27日|浅草仲見世記念日

今日は何の日資産形成

古き道が、今をつなぐ時間になる

 

掲載日:2025/12/27

 

12月27日は「浅草仲見世記念日」。

1885年(明治18年)12月27日、東京・浅草にて、仲見世通りの店舗群が煉瓦造りの新店舗に整備され、近代的な門前商店街としての第一歩を刻んだとされています。

 

江戸時代から浅草寺の参道として発展してきたこの通りは、

参拝者や旅人を迎える店々が軒を連ね、「文化」や「暮らし」の移り変わりを見守ってきました。

明治の改革、大震災、戦災を乗り越え、今日まで姿を守り続けるその道は、

“守るべきもの” と “変えていくもの” の両方を体現しています。

 

暮らしの中でも同じことが言えるでしょう。

日々を過ごすなかで、“いつもの道”や“ いつもの習慣”に目を向けること。

変化する環境の中で、変えた方がいいものと、変えずに守りたいものを見極める。

そうした選択そのものが、暮らしを支える基盤になります。

 

資産形成や備えの視点でも、同様の姿勢が役立ちます。

過去から受け継がれてきた価値= “守るべきもの” を見つめながら、

同時に、これから変わる社会環境や自分の状況に合わせて “変えていくもの” を整える。

浅草仲見世のように、堅牢な構えと新しい風を併せ持つことが、

安定した未来を築く鍵になるかもしれません。

 

浅草仲見世記念日は、「時をつなぐ日」。

足を止めて、その道の先を見やってみる。

昔を思い、今を見つめ、次に何を紡いでいくかを静かに考える。

その一瞬が、未来へのゆるやかな道しるべになることでしょう。

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