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資産形成

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ことわざ・格言でひらくお金の扉シリーズ  第8回: 「船頭多くして船山に上る」 ─ 情報の海で迷わないために ─ (掲載日:2026/2/26)

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「船頭多くして船山に上る」 ─ 情報の海で迷わないために ─

 

掲載日:2026/2/26

 

「船頭多くして船山に上る」ということわざは、指示する人が多すぎると、物事が思わぬ方向へ進んでしまうという意味を持ちます。

 

本来、船を導く “船頭” はただ一人。その船に乗っているあなた自身です。

ところが、まわりから「あっちがいい」「こっちのほうが効率的だよ」と声が増えると、

自分の代わりに進路を決める “別の船頭” が次々と現れ、気づけば山のほうへ向かってしまうことがあります。

 

資産形成を始めると、SNSや広告、友人からのアドバイスなど、さまざまな情報が自然と入ってきます。

新しいことに挑戦する時期ほど、“外からの声” は増えるものです。

 

しかし、情報が多いほど安心とは限りません。

「これがいいらしい」

「やっぱりこっちのほうが得かも」

と気持ちが揺れてしまうと、本来の目的や自分のペースが見えにくくなることがあります。

 

つまり、あなた以外の船頭が増え、その声に振り回されてしまう状態です。

 

だからこそ、周囲の言葉に流されないためには、自分自身が “船頭としての判断基準” を持っているかどうかが重要になります。

 

たとえば、「将来に備えて毎月コツコツ続けたい」「家計を整えたい」など、大まかでも “自分が進みたい方向” を決めておくと、必要な情報が自然と選びやすくなります。

方向が決まっていると、多少外から声が聞こえてきても、船の舵を取る人(=あなた)がぶれにくくなります。

 

また、情報に触れたときは「今の自分の生活に無理がないか」という視点も大切です。

資産形成は長く続けるほど力になるもの。

だからこそ、「今の自分でも無理なく続けられる」という感覚を、自分の判断基準のひとつとして持っておくと安心です。

 

情報があふれる時代だからこそ、まわりの声に急がされず、自分で判断する軸を持つこと。

自分がしっかりと船頭を務めることが、資産形成を迷わず進める力になります。

 

次回も、暮らしに安心をプラスするヒントをお届けします。お楽しみに!

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