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身の回りのお金の話シリーズ 第4回:なぜ、貯金箱といえば豚なの!? (掲載日:2026/1/27)

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なぜ、貯金箱といえば豚なの!?

 

掲載日:2026/1/27

 

「貯金箱」と聞くと、かわいい豚の形を思い浮かべる人も多いですよね。

でも、どうして豚なのでしょう。

 

実は、そこには長い歴史と文化が隠れています。

貯金箱の始まりは、紀元前2世紀の古代ギリシャ。そのころは、硬貨を入れる土の箱が使われていました。ローマ時代でも同じようなものが見つかっています。つまり、貯金の習慣はとっても古いのです。

 

中世のヨーロッパでは、家で余った小銭を入れるために、粘土で作った壺がありました。

この粘土は英語で「pygg(ピッグ)」と呼ばれていたので、その壺は「pygg jar(ピッグ・ジャー)」と呼ばれていました。

ところが16世紀になると、「pygg(粘土)」「pig(豚)」の発音が同じだったため、職人さんが遊び心で豚の形の貯金箱を作ったんです。それが大人気になり、今の「豚の貯金箱」につながりました。

 

さらに、豚はたくさん子どもを産むので、昔から「富や安定のしるし」とされてきました。ヨーロッパでは「豚=幸運」という考えもあり、ドイツ語の「Schwein gehabt(シュヴァイン・ゲハプト)」は直訳すると「豚を持っていた」という意味ですが、「運が良かった」という意味で使われています。

こうした縁起の良さも、豚の貯金箱が広まった理由のひとつです。

 

日本には明治の終わりごろから大正時代にかけて伝わり、戦後は銀行のプレゼントや子どものお金の勉強に使われて人気になりました。

 

言葉の偶然と縁起の良さから生まれた豚の貯金箱

その秘密を知ると、貯金がちょっと楽しくなるかもしれませんね。

 

次回も知って楽しいお金の豆知識をお届けします。お楽しみに!

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