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日銀利上げ、31年ぶりの高金利時代へ。私たちの資産形成はどう変わる?(掲載日:2026/9/24)

利上げ金利資産形成

掲載日: 2026/9/24

 

2026年9月18日、日本銀行は利上げ(政策金利を1.0%から1.25%へ引き上げ)を決定しました。1.25%という水準は1990年代以来の高い水準とされ、日本は本格的に「金利のある世界」へ戻りつつあります。

ニュースで「利上げ」と聞くと、「住宅ローンが上がる」「景気に悪影響なのでは」と不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、資産形成という観点では、必ずしも悪い話ばかりではありません。

利上げが私たちのお金にどのような影響を与えるのかを考えてみましょう。

 

1.利上げで預金や住宅ローンはどう変わる?

 

まず、最もわかりやすい変化は預金金利です。

 

政策金利が上昇すると、金融機関の預金金利も徐々に引き上げられる可能性があります。100万円を預金しても年間100円程度しか増えなかった時代から、年間1万円近く増える可能性がある時代へ変わりつつあります。

一方、住宅ローンを利用している方は注意が必要です。

特に変動金利型のローンは、今後の金利上昇によって返済負担が増える可能性があります。毎月の支出が増えれば、その分だけ投資や貯蓄に回せるお金が減るため、家計全体を見直すきっかけにもなるでしょう。

 

2.利上げすると株式投資はどうなる?

 

では、投資への影響はどうでしょうか。

 

一般的に金利が上昇すると、株式市場には逆風と考えられます。企業にとって借入コストが高くなるほか、将来の利益に期待して買われる成長企業の評価が低下しやすいためです。しかし、これは必ずしも「株式投資をやめるべき」という意味ではありません。

金利環境の変化によって株式市場の主役が入れ替わる可能性があります。低金利時代には高成長企業に資金が集まりやすかった一方、高金利時代には安定した利益や配当を出す企業に注目が集まることがあります。

 

投資対象を分散している積立投資家にとっては、一時的な値動きに振り回されず、長期で投資を続けることが重要です。

 

3.利上げ局面でも「預金か投資か」の二択ではない

 

また、利上げ局面でも「預金か投資か」の二者択一で考える必要はありません。

生活防衛資金は預金で確保しながら、長期のお金はNISAなどを活用して世界経済の成長に投資する。この基本戦略は、金利が上がっても大きく変わりません。

 

4.「金利のある時代」に大切な資産形成とは?

 

足元で続く政策金利引き上げは、長く続いた超低金利時代の終わりを意味し、預金、住宅ローン、投資信託、保険など、お金を取り巻く環境は少しずつ変化していくでしょう。

重要なのは、金利や相場の短期的な動きに一喜一憂することではなく、自分自身の資産形成の目的・目標を持ち、それに沿って継続していくことです。

金利のある時代だからこそ、「貯める」と「殖やす」をバランスよく組み合わせた資産形成が、これまで以上に重要になっていくのではないでしょうか。

 

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